Introduction
次のコードをBufferにタイプしてrunを押してみてください:
メロディーのようには聞こえなかったのではないでしょうか?音を順番に鳴らすかわりに、Sonic Piはすべての音を同時に鳴らしています(そして実際のところこれが和音を書く方法です)。
Sonic Piで音を順番に鳴らしたい場合には、その時々に休むように指示する必要があります。次のように、それぞれの音の下にsleep 1
をタイプしてみましょう:
sleep 1
はSonic Piに1拍待つように指示しています。小さい値も大きい値も試すことができます。sleepの値を小さくすると、playコマンドの間の時間が短くなり、大きくするとその逆になります。もしあなたが記譜法に慣れていれば、音符や休符の違いがSonic Piで次のように記述されるのを理解できるでしょう。
以前に紹介したとおり、音は0から127のMIDIノート番号(67
、80
、22
など)でも、音名表記(:G4
、:Ab5
、:Bb
など)でも記述可能で、どちらを使うかはあなた次第です。次の表は、音名と対応するMIDIノート番号を示しています:
Cメジャースケール(72, 74, 76, 77, 79, 81, 83
または:C5 :D5 :E5 :F5 :G5 :A5 :B5
)の音を使って、メロディーを作ってみましょう。sleep
の値を変化させて、リズムを変えてみましょう。最初にあるuse_bpm
で、メロディー全体を早くしたり遅くしたりすることができます。BPMは、Beats Per Minute の略語で、1分間あたりの拍数という意味です。以下が例です:
ではあなた独自のメロディーを作ってみましょう!